2022年7月17日2022年7月17日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す【トピック】シン・ウルトラマンでの物理の考察(最新の世界観) 科学技術と子供の夢・ウルトラマン今回、日経新聞の記事を起点にエンターテイメントの中での物理学の一面についてコメントしてみたいと思います。題材は「シン・ウルトラマンの物理学です。この映画は上映されたばかりで科学の裏付けを持った話を沢山盛り込んで子供たちの興味関心を誘っています。京都大学の橋本幸士教授が監修を務め、仮説であることを含めてウルトラマンの世界観を構築しています。作品中での防衛組織「渦特対(かとくたい)」のメンバーが物理の話をする時に物理学者っぽい表現が出来ているか、とか。作品中で扱われている物理概念プランクプレーン宇宙を構成していると考えた時の「膜(まく)」のような存在が「プレーン」です。テレビの中人は二次元のプレーン、人間生活している我々は3次元のプレーンに閉じ込められていると考えてみて下さい。そんな考えから話を進めていきます。プランクプレーンはそんなプレーンの一つです。単純な観測にかかる次元の先に量子力学で表現できる次元があって、その先にひも理論で表現される次元があって、量子力学的な説明が可能な「プレーン」がプランクプレーンなのです。並行宇宙映画の中ではウルトラマンや登場する宇宙人が異次元の宇宙と我々のクラス世界を行き来するのですが、この世界観は「余剰次元」、「プレーン宇宙」という物理概念から発生していて裏付けられています。超ひも理論からこれらの概念は意味を持ち、数学的な仮説(枠組み)の中で厳密に説明できる世界観なのです。6次元6次元は素粒子の世界で使われる言葉で、直線でノルム(距離)を使って定義される「一次元」、平面で二つの方向と、ノルムで定義される「二次元」、立体世界で三つの方向とノルムを使って定義される「三次元」からの拡張で時間やその他のパラメターを使い4,5,6次元が定義されていきます。(この考え方を進めると9次元まで空間を考えることが出来ます)構成物質として原子や素粒子を考えた時に、さらに分解(解析)していく手法として「微細なひも」で説明される(分解・解析される)素粒子の中身を6次元の理論が支えているのです。最後にこうした概念を使い、映画は作られています。その映画を見て子供たちは何を夢見て実現していくのでしょうか。考えてみればそんな子供を育てるのは我々大人なのですから興味関心を殺さずに発展させてあげるべきです。そんな世界を作る為に私も(このブログも)少しでも思想喚起したいと思います。今後もこんなトピックはあげていきたいと思います。〆【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点に対しては適時、 返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2022/07/17_初版投稿纏めサイトTOPへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介量子力学関係へ【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】Follow me!関連FacebookXHatenaPocketCopy投稿ナビゲーション前の投稿: Introduction of physicists by era (in order)@2022/04/19次の投稿: アメリカ関係の物理学者のまとめ改訂ベンジャミンフランクリンからファインマン他 コメントを残す コメントをキャンセルコメントを投稿するにはログインしてください。