2023年3月18日2024年10月30日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す【書評】太田浩一の「ガチョウ娘に花束を」を読んでみましょう。良書ですよ。 太田浩一の「ガチョウ娘に花束を」夫々の科学者のお墓を訪ねるショートショートですがしっかりした下調べと知見と現地調査に基づいています。本書はシリーズ物の3冊目。特に興味を覚えた点は2点。①アインシュタインとスピノザアインシュタインは「スピノザのエチカへ寄せて」という詩の中で書き記しています。「僕があの高貴な人をどれほど愛しているか言葉では言い尽くせないまでに。だが僕はあの人が孤立していることを懼れる輝く聖なる光と共に」アインシュタインは「存在するものの合法的調和の中に現れるスピノザの神を信じる。」と発言したりボルンとの書簡の中で「神はサイコロを振り給わなん」と述べていますがアインシュタインの神に対する意識を追いかけると面白いと思えます。②ヘルツの業績についてヘルツは「回転体球の誘導について」で学位を得ています。その後、1887年5月27日に論文「紫外線の電気放電に対する効果について」で光電効果に対する研究を始めた。1894年に敗血症で36歳で亡くなった。「力学原理」で力学から力の概念を消去して、時間・空間・質量のみを用いて公理と演繹の数学体系を作った。ボルツマンは一週間、この本に没頭した。妻にあてた手紙で思わず「愛しいヘルツ」と書いてしまったとのことである。(ドイツ語で「愛する人」はHertzではなくHerzである。以上、美しい文は心を洗い貴方を成長させていきます。 是非読んでみて下さい。アマゾンでお試し読みをするだけでも 貴方の人生が変わると思います。お勧めです。【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 必要箇所は適時、改定をします。nowkouji226@gmail.com舞台別のご紹介 時代別(順)のご紹介 アメリカ関係のご紹介へ イギリス関係のご紹介へ ドイツ関連のご紹介へ 量子力学関係へ2023/03/18_初稿投稿 2024/11/10‗改訂投稿 【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】Follow me!関連FacebookXHatenaPocketCopy投稿ナビゲーション前の投稿: 【Topic‗画期的な成果の米国二位】核融合の特許で中国が首位次の投稿: 今後の更新方針について【①TOPICで個別人物②固定記事③投稿記事を拡充】 コメントを残す コメントをキャンセルコメントを投稿するにはログインしてください。