2025年2月2日2025年1月22日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残すハイゼンベルク【白いユダヤ人と呼ばれ乍らも不確定性関係を構築】‐2/2改訂 こんにちはコウジです。 「ハイゼンベルク」の原稿を改訂します。今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。 FanBlog閉鎖に伴うリンクは無効とします。 細かい文章も再考しています。しっかり正確に。 そして沢山情報が伝わるように努めます。 (以下原稿) https://amzn.to/3Ofv25X 【スポンサーリンク】 【1901年12月5日生まれ ~ 1976年2月1日没】 ハイゼンベルグの不確定性関係ハイゼンベルクは行列形式の導入や、不確定性関係等の導入で、量子論を形作った一人です。バイエルン王国に生まれミュンヘン大学でゾンマーフェルトに学び マックス・ボルンの下で助手を務め、コペンハーゲンの ニールス・ボーアの下で修業します。 そうした一線級の議論の中で理論の形式を整えます。量子論の本質的な概念である不確定性原理はボルンや ヨルダン、ハイゼンベルクによって確立されました。 具体的に、ハイゼンベルグは1925年の 「運動力学及び力学の関係式の量子論的再解釈について」 において新しい発想を展開します。 論文を読んだボルンが論文中の「遷移振幅」が 行列であることに気付いたのです。そこで、ボルンとヨルダンは「量子力学について」で 座標と運動量の交換関係を考えていきます。 それの続いてボルン、ヨルダン、ハイゼンベルグの3人で 「量子力学についてⅡ」という論文を纏め行列力学が完成しました。 「量子力学は多くの人間で作られていた」 と改めて感じさせるストーリーですね。 可視化で想像できる世界が 「どこまで細かく考えていけるか」 という命題に対しての一つの回答が 不確定性関係を含む量子力学の体系です。 ハイゼンベルグと同時代の偉人達加えて、ハイゼンベルクはシュレディンガーやポール・ディラック と同じ時代に生き、積極的に行動すればアインシュタインや ボースとも議論が出来ました。。そうした天才達がミクロの原理を 一つ一つ解きほぐしたのです。まだ見えない原子レベルの大きさの事象を推察する 手法が色々と試みられて、その結果を説明する理論が発展したのです。 不確定性関係の発表が1927年なのですが、同時期には数多くの 革新的な発表がされて量子力学の対象の理論と応用技術が 飛躍的に発展した時代でした。同時に大変な時代背景として(流れとして)、 先ず第一次世界大戦(1914/7/28 – 1918/11/11) そして 第二次世界大戦(1939-45)があったのです。 ハイゼンベルクはアインシュタインが作った 相対論を駆使したりユダヤ人物理学者を養護 していたので、ナチス党員の物理学者から 「白いユダヤ人」と呼ばれ苦労しています。 プランクからの指摘もあり 戦後の体制を見据えて ハイゼンベルクはドイツ に残りました。 サイクロトロンとハイゼンベルグしかし戦時下ですので物理の知識を ナチスの為に使う事になり、色々考えたようです。 実際にハイゼンベルクのシンクロトロンが火災を起こし 世界でニュースとなったと聞き、アメリカに亡命していた アインシュタインは大変驚いたと言われています。実際にその事件が彼に原爆開発を決意させたとも言われています。 そして、 大戦が深まる中でナチス側も原子力爆弾の実用化を模索していた中で 当時のドイツ内でのハイゼンベルグの立場は極めて苦しくなります。実際にハイゼンベルグが積極的な態度をとった としたら恐ろしい事です。歴史には「たら・れば」 はよく語られていて、、仮にナチスが原爆を持っていたら、 連合国との原爆の応酬でとても恐ろしい状況になっていた筈です。私自身も量子力学の計算を進めていて感じたのですが、 オブザーバブルに対する状態の時間発展を表す表式は 数学的な厳密さを持つ半面で、 状態を表している物理表現として洗練されてます。ハイゼンベルク等の提唱した行列形式はそこにつながっていきます。 又、いくつかの思考実験で裏打ちされた不確定性関係は 量子力学の現象理解の中では本質的です。またハイゼンベルクはピアノの名手 だったと言われていています。 聞いてみたかったですね。〆コスパ最強・テックジム|プログラミング教室の無料カウンセリング【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 最近は全て返信出来てませんが 必要箇所は適時、改定をします。nowkouji226@gmail.com2020/08/19_初回投稿 2025/02/02_改訂投稿舞台別の纏めへ 時代別(順)のご紹介 オランダ関係へ ライデン大学へ ドイツ関係のご紹介へ デンマーク関係へ 量子力学関係へAIでの考察(参考)【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】(2021/10月時点での対応英訳)Heisenberg’s Uncertainty PrincipleHeisenberg is one of the people who shaped quantum theory by introducing the matrix form and applying the uncertainty relation. Born in the Kingdom of Bavaria, he studied under Sommerfeld at the University of Munich, worked as an assistant under Max Born, and trained under Niels Bohr in Copenhagen. He formalizes his theory in such first-class discussions. The uncertainty principle, which is an essential concept of quantum theory, was established by Born, Jordan, and Heisenberg. One answer to the proposition of how finely the world that can be imagined by visualization can be considered is the system of quantum mechanics including the uncertainty relation.Heisenberg and his contemporariesIn addition, Heisenberg lived in the same era as Schrodinger and Paul Dirac, and if he acted positively, he could argue with Einstein and Bose. .. These geniuses unraveled the micro-principles one by one. Various methods have been tried to infer events of atomic level that are not yet visible, and the theory that explains the results has been developed. The Uncertainty Principle was announced in 1927, and at the same time, many innovative announcements were made and the theory and applied technology of the object of quantum mechanics developed dramatically.At the same time, due to the difficult historical background and World War II, Heisenberg used the relativity created by Einstein and cared for Jewish physicists, so he was called “white Jew” by Nazi physicists. I’m having a hard time. Heisenberg remained in Germany in anticipation of the postwar regime, as pointed out by Planck.Cyclotron and HeisenbergHowever, since it is during the war, knowledge of physics It was decided to use it for the Nazis, and it seems that he thought about various things. The Heisenberg synchrotron actually ignited Einstein, who was in exile in the United States, is very surprised to hear that he has become news in the world. It is said that the incident actually made him decide to develop the atomic bomb.And as the war deepened, the Nazi side was also searching for the practical application of nuclear bombs, and Heisenberg’s position in Germany at that time became extremely difficult. It would be scary if Heisenberg actually took a positive attitude. “Tara, if” is often spoken in history, and if the Nazis had an atomic bomb, it would have been a very scary situation due to the exchange of the atomic bomb with the Allies.He felt that he was proceeding with the calculation of quantum mechanics, but the expression that expresses the time evolution of the state with respect to the observable is mathematically rigorous, but it is refined as a physical expression that expresses the state. .. The matrix format proposed by Heisenberg and others will lead to that. Also, the uncertainty relation backed by some thought experiments is essential in understanding the phenomenon of quantum mechanics.Heisenberg is a master of the piano It is said that it was. I want to listen.〆
2025年1月22日2025年1月12日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残すヴァルター・ゲルラッハ【シュテルンと銀粒子の縮退解放の実験を実現】⁻1/22改訂 こんにちはコウジです。 「ゲルラッハ」の原稿を改訂します。今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。 細かい文章も再考しています。しっかり正確に。 そして沢山情報が伝わるように努めます。 (以下原稿)https://amzn.to/4aSbYo2量子の世界をみる方法 「スピン」とは何か【電子書籍】[ 村上洋一 ] 価格:1,210円 (2024/1/13時点)楽天で購入 【スポンサーリンク】 【1889年8月1日生まれ ~ 1979年8月10日没】 実験家ゲルラッハゲルラッハはシュテルンと共に行った実験で有名です。本ブログの中でのシュテルンのご紹介は関連人物を中心としており、 実験内容が伝えられていませんでした。それなので、 ゲルラッハと実験内容について語りたいと思います。その実験はゼーマンとローレンツによる実験と通じる部分があります。 古典的な考えだけでは説明出来ない量子力学的な状態である 「縮退」を考慮する必要があるという結論に繋がります。ゼーマン効果ではナトリム原子からの電磁波が対象で 波動的側面から現象が理解できます。一方で ゲルラッハの実験では加熱して蒸発した銀粒子が対象 ですので粒子的側面から現象が理解できます。其々の実験対象において磁場をかけた時に縮退が 解けていく様子が観察されます。古典的な予測では輝点に幅が出ると予想されます。 二つの輝点に分かれる現象は古典的に説明が出来ません。実験の歴史的意義 具体的にゲルラッハとシュテルンが行った実験では、 磁場で銀粒子の中の電子スピンが分離されています。加熱された銀粒子がビーム状に放射されている時に ビーム経路に対して垂直に磁場をかけます。壁に当てたビームの輝点を見てみた時に古典論では輝点は一つです。 所が、ゲルラッハとシュテルンの実験では 「縮退の解けた」2点がはっきりと見てとれたのです。量子力学的な考えに従うと、電子はスピンを持ち、 磁場に対して同じ方向のスピンと逆の方向のスピンが存在します。 だから、磁場に対する軌跡が異なるのです。この実験はゲルラッハが実現したようですが シュテルンがドイツから亡命していた事情と、 政治絡みの判断、が相まって当初は ゲルラッハの名は表に出ませんでした。後日談 さて、話を現代に近づけると、 2012年に日本で半導体内部に対して 同じ原理を使い同じ結果を得てます。アイディアの種は色々な所にありますね。強磁性体外部磁場を用いずに電子のスピン を揃えることに世界で初めて成功_2012年12月https://www.ntt.co.jp/journal/1212/files/jn201212058.pdf〆|コスパ最強・タイパ最強・テックジム| プログラミング教室の無料カウンセリング【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 最近全て返事が出来ていませんが 全て読んでいます。 適時、改定をします。nowkouji226@gmail.com2020/10/31_初稿投稿 2025/01/22_改定投稿旧舞台別まとめへ 舞台別の纏めへ 時代別(順)のご紹介 ドイツ関係のご紹介へ 量子力学関係へAIでの考察(参考)【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】(2021年10月時点での対応英訳)Famous experimenter GerlachGerlach is famous for his experiments with Stern. The introduction of Stern was centered around related people, and the content of the experiment was not communicated. I would like to talk about Gerlach and his experiments. The experiment has some similarities to the experiment by Zeeman and Lorenz. It leads to the conclusion that it is necessary to consider the degeneracy of quantum mechanical states that cannot be explained by classical ideas alone.In the Zeeman effect, electromagnetic waves from Natrim atoms are targeted, and the phenomenon can be understood from the wave side. On the other hand, in the Gerlach experiment, the target is silver particles that have been heated and evaporated, and the phenomenon can be understood from the particle side. It is observed that the degeneracy is released when a magnetic field is applied to each experimental object. The classical prediction is that the bright spots will be wider. The phenomenon of splitting into two bright spots cannot be explained classically.Historical significance of the experimentSpecifically, in the experiments conducted by Gerlach and Stern, the electron spins in the silver particles are separated by a magnetic field. When the heated silver particles are radiated in a beam shape, a magnetic field is applied perpendicular to the beam path. When you look at the bright spots of the beam that hits the wall, there is only one bright spot in classical theory. However, in the experiments of Gerlach and Stern, two points that were “degenerate” were clearly visible.According to quantum mechanics, electrons have spins, and there are spins in the same direction and spins in the opposite direction to the magnetic field. Therefore, the trajectory with respect to the magnetic field is different. This experiment seems to have been realized by Gerlach, but the name of Gerlach was not revealed at the beginning due to the combination of Stern’s exile from Germany and political judgment.Later talkNow, let’s get closer to the present age. In 2012, we used the same principle inside semiconductors in Japan and obtained the same results. There are many seeds of ideas.World’s first success in aligning electron spins without using ferromagnets or external magnetic fields_December 2012https://www.ntt.co.jp/journal/1212/files/jn201212058.pdf〆
2025年1月13日2025年1月3日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残すお問い合わせ等もろもろ_他【書評・トピックの情報も残します】_1/13改訂 こんにちはコウジです。 「お問い合わせ等もろもろ」の原稿を改訂します。 とくに、FANブログへのリンクは閉鎖予定なので 「自分自身が意識する」といった意味でも大事です。今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。 細かい文章も再考しています。しっかり正確に。 そして沢山情報が伝わるように努めます。 (以下原稿)このブログを作っていく過程で、 始めはブログの羅列を重ねてきました。 数十年ぶりのブログ作成であって 見て頂いている方を意識して いなかった面があると思います。 お恥ずかしい。そこで、 更新している私の現状を関心ある読者に伝え 今後の運営について意見を取り入れていく仕組みを 作りたいと考えています。無論、日々の科学者列伝の更新は可能な限り続け、 内容をより確かな物にしていきたいです。 そして、自身の娘が知識を吸収していくように 顔の見えない皆様も少しずつ知識と想像の枠を 広げていって欲しいと思います。 私も知見を増やしたい。意見をよりしっかりした物にして、 現実の生活でも無理のない範囲で色々な議論を 広げたいのです。斯様な目的を意識して、 その為の一つの場としてこのブログが 役に立てば嬉しいのです。また、 分野別の枠組みで網羅されない話は 以下に列記して補いたいと思います。 ログ自体はどんどん流れて どんどん埋もれていく物だと思いますが。 ・舞台別のご案内・爵位について ・書評まとめ・ドラマまとめ ・トピック_高温超電導 ・H-TC続報 ・トピック_摩擦の物理・別サイト立ち上げました ・トピック_量子計算機実用化の波(・東大での実機) ・トピックス エクソソーム実用化へ ・トピック_スペースX実用段階へ ・トピック_英語学習について ・トピック_Indexされない記事 ・トピック_中国の技術での台頭 ・トピック_記事の相互リンク ・トピック_日本での原爆開発 ・トピック_量子コンピューターでの回路 【基礎技術補足.コプレーナ/角運動量】 ・トピック_高温超電導体での「乱れ」 ・トピック_シン・ウルトラマン ・トピック_カシミール効果 ・トピック_2024年のノーベル賞はAI関連_物理 ・トピック_2024年のノーベル賞はAI関連_科学 ・トピック_長瀬産業がナノテラスに参画<他サイトへのリンクなど>・普段の私-DIET日記(別ブログへのリンク) ・生活情報雑記(別ブログへのリンク)・別サイト①_(FANBLOG_2025/4月閉鎖予定) 科学史の過去の記事を残した書庫です ・別サイト②_(SEESAA)本ブログを英訳しているサイトです。・ときわ大学(外部リンク)【☜昔から愛読してます‗物理学各論 ・色と光と(相互リンク)色・光に特化した専門的なサイトです・物理と数学(相互リンク)物理数学・・ドイツ語圏の情報を綴っています〆以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 最近全て返事が出来ていませんが 全て読んでいます。 適時、改定をします。nowkouji226@gmail.com2020/11/19_初稿投稿 2024/10/20_改定投稿(旧)舞台別のご紹介 纏めサイトTOPへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 AIがライティング【Catchy】 【スポンサーリンク】
2025年1月10日2024年12月30日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す【書評】オッペンハイマーの美しき日々|藤永茂著「ロバート・オッペンハイマー」を読んで‐1/10改訂 こんにちはコウジです。 「藤永茂著「ロバート・オッペンハイマー」を読んで」の原稿を改訂します。今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。 細かい文章も再考しています。しっかり正確に。 そして沢山情報が伝わるように努めます。 (以下原稿)先ず、 本稿は一連の記事群とは別に語られています。 普遍的な大きなテーマである「愛」について私なりの思いを込められる 内容であると思いました。紙媒体ではなく、ネットで皆様に投げかけ る事で出来るだけ長い時代に沢山の人に私の感動を届けたいと思います。中心となっているのは最近読んだ本の中での人物模様です。 原爆の父と呼ばれた物理学者が若い時代に二度目の欧州留学時代 を過ごした文章をご紹介します。 (一度目はドイツのボルンによる指導の時代) 学問としての物理学に対する登場人物の愛情と オッペンハイマーを包み込む愛情が感じられます。具体的に は藤森茂さんの「ロバート・オッペンハイマー」 を読み続けています。 私は初版本を読み続けていますが、そこでのページ数に従って ボーアの生み出した自由闊達な雰囲気をお伝えしようと思います。(P107) 『日本人物理学者堀健夫の回想も(ハウトスミットと)同じ調子である。「コペンハーゲン・スピリット」というような 名前も付いているボーア研究所の雰囲気というのは、まことに我々の 驚嘆に値するもので、日本における雰囲気とは全く違っておりました。コロキウムが盛んにおこなわれるんですね。頻繁に行われる。 何も日にちが決まっている訳じゃございません。誰かが話をする 素材料を持ち出した時には、すぐにボーア先生が自身が各研究室 を回って、今からコロキウムをやるから集まれと言われながら、 皆を招集していました。また、その議論が活発な事といったら、 それこそ、本当に日本で経験できなかった活発さ。全然お互いに 無遠慮で、質疑、応答。当時量子力学の本当の最初の発展期で、 日に日に発展しておった時代でございますから、 ボーア、ハイゼンベルク、クライン、ディラック、フント、 えらい、そうそうたる人の議論を聞いておりまして、 私も私なりにずいぶん教わることが多かったのでございます。』【なお、文章内でのリンクは私のブログ内へのリンクです。】ボーアの人柄・信条が伝わりますでしょうか。 ABコペンハーゲンのサッカー選手だったボーアが物理の世界で 人を集め、人を育てて議論を深めていく様子は圧巻です。 【上の文章はオッペンハイマーが二度目の欧州修行の中で1929年に アメリカ帰国の前にボーアの研究所を訪れようとしていた時代での文です】何だか、 今の私自身の文章も堀さん・藤木さんの文章に似てきている気がします。 ちなみに、話し方や文章は人柄を伝える部分があって、 ボーアの独特だったと言われている言葉は人柄を表しているのでしょう。ボーアの生きた時代、物理学会で妙な話し方をしている人にあったら きっと、「あの人はコペンハーゲン帰りだろう」とか (冗談めかして)言われていたかもしれません。オッペンハイマーは良い物理学者たちに出会っています。 ボーアのもとにオッペンハイマーが出かける前にはエーレンフェスト の所で議論をしていますがエーレンフェストはパウリ宛の手紙で 彼を評して (p99)『オッペンハイマーはいつも機知に富んだアイディア を持ち出してくる。彼の大きな科学的才能を十分に発展させる為 には、今の内に愛情をこめてよい形で鍛え上げるべきだと私は 確信している。』オランダでエーレンフェストはオッペンハイマーを見つめ、 数学的なセンスに期待を寄せると共に現象を追いかけて欲しい と望みます。物理学は単純だが繊細(微妙)だという (physics is simple but subtle)暖かいしっかりした考えが オッピーを包むのです。その後、「がっちりとした計算の腕を持った」 パウリの所にオッペンハイマーは送られるのですが、 一か月後、パウリはエーレンフェストに 1929年の手紙で伝えています。 (P100)『うんと締め上げたり、おだてたり している内に彼はきっと立派になるだろうと楽しみにしている』オッペンハイマーはこの年の6月までパウリの所に滞在を続け、 結局ボーアの所には行きませんでした。エーレンフェスト・パウリの物理学への愛情と オッペンハイマー個人への愛情を感じられる文章です。 こうして、 オッペンハイマーは良き人々に囲まれて美しい時代を過ごしました。 そんな時代も藤森氏の伝記で伝えています。そして、 その後の葛藤と公開の日々も伝えています。ご一読あれ。〆 【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 必要箇所は適時、改定をします。nowkouji226@gmail.com舞台別のご紹介 時代別(順)のご紹介 アメリカ関係のご紹介へ イギリス関係のご紹介へ ドイツ関連のご紹介へ ケンブリッジ大学のご紹介へ UCBのご紹介へ 量子力学関係へ2023/02/15_初稿投稿 2025/01/10‗改訂投稿 【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】
2025年1月5日2024年12月25日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残すドラマまとめ【物理ネタでもしっかりしたドラマがあるって知ってました?】1/5改定 こんにちはコウジです。 「物理ネタでドラマ」の原稿を改訂します。今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。 細かい文章も再考しています。しっかり正確に。 そして沢山情報が伝わるように努めます。ドラマでも物理を追いかけよう本稿を書いている気持ちとしては「逃避」の側面があります。研究や会社員の世界にどっぷりハマった日常生活から 「抜け出したい!!」という切なる願いがありました。それでも、 普段の生活に戻った時に落差が大きいのは嫌なので 今回の原稿に繋がっています。さらっと楽しんでください。海外ドラマは新鮮!!まず、現地でのタイトルは「Einstein]!!をご紹介します。アインシュタイン天才科学者の殺人捜査本稿のようなブログ記事が無ければ 私自身もドラマの存材を忘れます。更新の度にリンクが有効か確認してます。 また、 このご紹介はアマゾンプライムでの視聴なので アマゾンの課金をしたくないな、とか考えて楽しんでください。〆【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点に対しては 適時、返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2023/10/29‗初稿投稿 2025/01/05‗改訂投稿旧舞台別まとめへ_ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 力学関係へ 電磁気関係へ 熱統計関連のご紹介へ 量子力学関係へ【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】(以下原稿)
2025年1月4日2024年12月24日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す【お勧めの海外ドラマ‗2015年ドイツ制作】アインシュタイン天才科学者の殺人捜査_1/4改定 こんにちはコウジです。 「お勧めの海外ドラマ」の原稿を改訂します。今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。 細かい文章も再考しています。しっかり正確に。 そして沢山情報が伝わるように努めます。 (以下原稿)アインシュタインの犯罪捜査昨日、アマゾンで御嫁が見ていて面白かったので私もこれから見続けます。何と言ってもスピード感が秀逸!!初回は2015年放送、シリーズ化は2017年です。Amazon.co.jp: アインシュタイン 天才科学者の殺人捜査 Episode.0を観る | Prime Videoアインシュタインの子孫が導く【犯罪の方程式】――‟余命7年www.amazon.co.jpテレビドラマの「相棒」でも仲間内での会話がブラックだったりして言葉遊びでワクワクする瞬間があります。そんな感じで会話もテンポよく進みます。舞台はドイツ語圏が多い。主人公自体はルール大学の教授で違法薬物の前科で逮捕されると刑務所行きの人。そんな人がアインシュタインの子孫なのです。まぁ無茶無茶な設定で痛快??作中でもドラック使ったりして教育的には良くない気もしますがエンターテイメントとして楽しめばよいでしょう。〆 以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 この頃は全て返信できていませんが 頂いたメールは全て見ています。 適時、返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2023/10/29_初稿投稿 2025/01/04_改訂投稿(旧)舞台別のご紹介 纏めサイトTOPへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 フランス関連のご紹介へ 熱統計関連のご紹介へ 力学関係のご紹介へ
Amazon.co.jp: アインシュタイン 天才科学者の殺人捜査 Episode.0を観る | Prime Videoアインシュタインの子孫が導く【犯罪の方程式】――‟余命7年www.amazon.co.jp
2025年1月3日2024年12月23日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残すトピック 室温超電動 1/3改訂米ロチェスター大学の報告 高圧下での実験 こんにちはコウジです。 「トピック 室温超電動」の原稿を改訂します。今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。 細かい文章も再考しています。しっかり正確に。 そして沢山情報が伝わるように努めます。 (以下原稿)科学史の観点からトピックスをお伝えします。 現在でも続いている物理学での進展です。米ロチェスター大学のグループが室温超電導 を実現しました。2020年10月中頃に ネイチャーに発表してます。突然私も当時、 2020/11/02朝の日経新聞読んで知って、 びっくりしたのです。 本当なの?と、一般人はびっくり。 基礎科学での現象実現と応用科学での応用技術の 確立迄には大きな壁があるのですが、先ずは第一歩。 267万気圧という条件下でレーザーを使い 摂氏15℃での超電導状態を実現しています。対象試料のサイズが数十マイクロメートル の大きさだと言う事も気になります。 圧力条件も実用化の大きな壁でしょう。 とは言え、超電導状態の解明に向けた 大きな一歩と言える気がします。特に、超電導では 現象発言時の温度を室温に近づけたいのです。こうした事実の積み重ねはカメリー・オネス の実験から始まりました。 絶対零度近くでの抵抗値損失は 再現性の高い事実で、その後、 アメリカで ジョン・バーディーン、 レオン・クーパー、 ロバート・シュリーファー によるBCS理論が提唱され現在に至ります。 私が研究していた時代には イットリウムの系(YBCOの系)や ランタンの系(RSCOの系)の酸化物で 高温を模索していました。 別途、青山大学の先生が 別種金属で高い転移温度を実現してます。 また、最近では東北大をはじめとするグループが「揺らぎ」 の考えを使って高圧下でより常温に近い現象発現を目指しています。 今でも続いている追及です。 ほぼ室温超伝導を示す高圧下ランタン水素〆【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 最近全て返事が出来ていませんが 全て読んでいます。 適時、改定をします。nowkouji226@gmail.com2020/11/02_初稿投稿 2025/01/03_改定投稿舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 アメリカ関係へ 電磁気関係へ 熱統計関連のご紹介へ【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】
2023年3月20日2023年3月12日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す今後の更新方針について【①TOPICで個別人物②固定記事③投稿記事を拡充】 人物第一先ず本稿はあくまで、このブログに対しての方針ですので ご関心のない方は読み飛ばしてください。そんな内容です。 定期購読者の方に対してのメッセージなのです。 【ご意見を頂ければ幸いです。】 本稿は本ブログの今後の進め方を出来るだけ明確にしたい という目的のもとに書いていきます。主題は「人物」です。私にとって更新は目的へのステップです。 具体的には 「科学史を通じて考える事の楽しさを伝え、 少しでも各人の理解を進める手助けをして、 私自身も物理の理解を深めたい」 のです。そんな私が愛すべき物理学者達を出来るだけ 本人に近い形で伝えていきたいと思っている のです。人物の記載中心で地道に進めます。 そうした観点での投稿です。固定記事の定期更新忘れてはいけないと考えていることは 今まで伝えてきた記事の更新です。書きっぱなしにするのではなくて内容を吟味し直す 作業を続ける事によって、色々なタイミングでの 視点から文章を見直し、補足できる内容がないか 考えていきます。Topic記事を投稿に関連上記の固定記事を考えてみたら、(私の観点で考えたら) 未来永劫にも更新を続ける機会を持ちたいと思います。 私が他界したらブログ自体は姪っ子か娘にあげます。個別の物理学者に対して何時も知識をリフレッシュして 新しい情報を追加していきたいのです。その為には期毎の、 あるいは半年毎の更新が望ましいと思いつつ今に至ります。最近読んだ本の中でエーレンファストが死の数日前に 涙ながらにディラックに語りかける場面がありました。 そうした小さな感情の場面を残す手立てが欲しいです。また、関連事項、関連人物がどんどん出てきてくる事態は 嬉しいと言えば嬉しい状況なので盛り込みたいです。そこで、Topic記事や書評記事を個別人物にリンクさせて いこうと考えました。色々な記事は全て個別人物の更新時に あわせて更新します。具体的な更新計画最後に(予告編的として)今後の計画を明示します。3/20・今後の更新方針について(TOPICを個別人物に対応) 3/21・イギリス関係のリンク更新 3/22・記事の更新頻度に関して 3/23・オランダ関係のリンク更新 3/24・記事の相互リンクに対して 3/25・ドイツ関係のリンク更新 3/26・日本関係のリンク更新 3/27・フランス関係のリンク更新 3/28・Indexされな記事に対して更新 3/29・舞台別のご紹介の更新 3/30・ひも理論と現代の理解 3/31・時代順のご紹介更新4月以降は時代別の更新再開です。〆【スポンサーリンク】以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点には適時、返信・改定をします。nowkouji226@gmail.com2023/03/20_初回投稿(旧)舞台別のご紹介 纏めサイトTOPへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介 日本関連のご紹介 東大関連のご紹介 力学関係のご紹介へ【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】
2022年9月24日2022年9月14日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す【2021/03/18投稿_9/24改定】今後のサイト運営_特にツイッターと英訳 春に運営方針を決め改定を続けていますが、ここでチェックをかけます。ご覧下さい。【以下元原稿と追記です】 春もどんどん進み暖かくなる今日この頃、季節変わりのタイミングで今後の運用方向を再度、考えてみたいと思います。内容はファンブログとSeeSaaとワードプレスで作成したブログの位置付けです。内容としては科学史に関するブログと生活の中での雑記なのです。 また、当ブログへのアクセスを増やしたいのでツイッターしてますが、4つのアカウントでフォロー制限受けてます。3/17(水)朝の時点で2日前とのフォロワー数と比べると、、、、 ①コウジ@kouji@SyvEgTqxNDfLBX_3167→3195_ ②バンドリ好き太郎@ev2Fz71Tr4x7b1k_2317→2361_ ③浩司@BLLpQ8kta98RLO9_2058→2075_ ④kouji kazeno@KazenoKouji_2147→2156_ ・合計で考えると4アカウント合計で_【9689⇒9787】 【合計で98垢/25単垢。9/15朝にまたフォロバで規制食らいましたので、こんなペースで小休止。】焦らず作業。【21/9/9追記@現時点では一万超えてます。営業マンが居るイメージでアクセス増に役立ってくれてます】 科学史のブログに関してはファンブログを全ての記事を残す書庫のような形で運用しています。それなので整理に従い、ワードプレスで作製したhtpps://wwwドメインのサイトでは固定ページに個別記事が残り、日々更新しているブログではトピック以外の記事は削除を進めています。トピック以外は一週間を目安に削除していく積りです。SeeSaaを対応したミラーサイトとして運用していましたが、最近更新を止めています。このミラーサイトは時期をみて全て英訳します。【21/9/9追記@実際に英訳を始めていて、現在は19世紀の人物を英訳しています。外国からのアクセスも伸びています。削除も一週間を目途に進めています。トピックは整理しています。】【22/9/24追記@トピックスの整理が進んでいて記事は年間10記事程度新規作成中_定期的に過去記事のリライトを心がけています。】 雑記はトピックスに残していますがファンブログ以外のサイトでは削除していきます。 斯様に考えて見やすいサイトを目指しますので、今後も宜しくお願い致します。 〆 以上、間違い・ご意見は 以下アドレスまでお願いします。 問題点に関しては適時、 返信・改定をします。 nowkouji226@gmail.com(旧)舞台別のご紹介纏めサイトTOPへ舞台別のご紹介へ時代別(順)のご紹介 2020/12/11_初稿投稿2022/09/24_改定投稿
2022年9月21日2022年10月1日に投稿 投稿者 元)新人監督 — コメントを残す【Topics】Indexされない問題の実例【このサイトで発生していて2022年度からは問題点だと考えています】_9/21改訂 こんにちはコウジです。「NoIndex」の原稿を改定します。投稿作業としては関連リンク、内部リンクの改定、個別の人物の追加をしています。今後もご覧下さい。また、ブログ宣伝でツイッター使います。 7/11(日)朝の時点でフォロワーは合計【11691】でした。半年後の2/9と7/3の時点で‗ ①SyvEgTqxNDfLBX‗3385⇒3575‗②ev2Fz71Tr4x7b1k‗2717⇒3131 ‗③BLLpQ8kta98RLO9‗2543⇒5477‗④KazenoKouji‗3422⇒6564 なので合計‗6102+5965=【12067@2/9】⇒6706+12041=【19747@7/3】作業としてフォロワー増は暢気に続けます。 それよりも紹介の内容を吟味します。【以下原稿です】本稿はメモです(Noindexは問題です)以前から気になっていて明文化できていなかった問題です。Googleサーチ・コンソールに対して検索リクエストをした際に「URL が Google に登録されていません」というメッセージが出てその後、数か月後ににリクエストをしてもやはり同じメッセージが出てしまう問題です。私は2020年10月ごろから当サイトを運営していてドメインパワーも、そこそこ上がってきているので、今の私がリクエストを受け付けてもらえないのなら、最近ブログを立ち上げた人たちは尚更、この問題に問題を感じているのではないかと予想されます。そんな関心からの記録です。問題は文字数でしょうか。話題なのでしょうか。具体的なIndexされないページの例以下に当該メッセージの出た例を記載していき、何か共通点・法則性が出てきたら纏め直して対応案を作ります。オレンジに色を変えた部分は改善が出来ています。ただ、結果的に「インデックスされている」という意味で問題解決しているだけで「何が悪くてインデックスされないか」という問題の本質が解決できていません。デモクリトス・2022/3/22にGoogleへ再依頼⇒4/30にOK コペルニクス・2022/3/24にGoogleへ再依頼⇒4/30に再依頼 アイザック・バロー・2022/04/01にGoogleへ再依頼 ベルヌーィ・2022/04/06にGoogleへ再依頼 エルステッド・2022/4/19にGoogleへ再依頼 フーコー・2022/4/30にGoogleへ再依頼 メイデンホール・2022/5/10にGoogleへ再依頼 マイケルソン・2022/5/16にGoogleへ再依頼 テスラ・2022/5/21にGoogkeへ再依頼 長岡半太郎・2022/02/24にGoogleへ再依頼⇒5/28にOK 中村清二・2022/06/01にGoogleへ再依頼 ヒルベルト・2022/06/06にGoogleへ初申請 M・ボルン・2022/03/10にGoogleへ再依頼⇒6/10にOK ピカール・2022/06/12にGoogleへ再依頼 フォン・ノイマン・2022/04/02にGoogleへ再依頼⇒7/3にOK H.A.ベーテ・2022/7/6にGoogleへ再依頼 エドワード・テラー・2022/7/8にGoogleへ再依頼 ランダウ・2022/7/9にGoogleへ再依頼 竹内均・2022/7/20にGoogleへ再依頼 ムツゴロウ・2022/03/03にGoogleへ再依頼⇒8/5にOK 益川敏英・2022/04/24にGoogleへ再依頼⇒8/8にOK ホーキング・2022/4/25にGoogleへ再依頼⇒8/9にOK Indexされない問題の要因と今後の対策今回のIndexされない問題は、数j年来今話題になっている「Google側のアルゴリズム対応」が主因であると思われます。生活様式。情報習得様式が大きく変化しているなかで、グーグルが対応に追われて、個々のインデックスの優先順をつけて処理しているだけ、と言えます。もっと言えば(Coolに考えたら)グーグルは昔と変わらないけれどもネット社会が変わってきていて我々リクエストする側が問題であると考えるようになってきているとも言えます。定量的な指標として、検索リクエストしてから検索表示されるまでの時間が明らかに定量化できる数字で、皆さんは昨今、その数字を問題視します。状況としては直ぐに変わらないと思えるのでGoogleを超えた所でツイッターやコ・ワーキングスペースでの議題とするとか、自分のブログから発信する仕組みを作るとかしていきたいと考えています。 〆【スポンサーリンク】以上、間違いやご意見があれば 以下アドレスまでお願いします。 問題点に対しては適時、 改定・訂正を致します。nowkouji226@gmail.com2022/02/24_初回投稿 2022/09/21‗改訂投稿纏めサイトTOPへ 舞台別のご紹介へ 時代別(順)のご紹介【このサイトはAmazonアソシエイトに参加しています】