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共鳴現象(音叉や2つのコイル)とエンタングルメントの比較
7/12改訂

共鳴とエンタングルメント

先ず何より、本件は思い付きの域を出ないかもしれません。ご了承下さい。
共鳴現象とエンタングルメントを比較します。

剛体共鳴電磁気共鳴エンタングルメント
事例波紋電磁場Qudit
介在物媒質電磁場環境のセッティング

こうした比較は現象理解をしていくうえで大事になる時があります。
エンタングルメントは電磁場とは明らかに異なります。
一瞬にして情報が伝わるのです。

音叉の共鳴の原理

剛体同士の共鳴として音叉の共鳴状態を考えます。この時は
音波Aが振動して別の所にある音叉Bも振動を始めます。
介在するのは二つの音叉の間にある空間で空気の振動が振動を伝えます。

大事なポイントは音叉の機器と空間の相性です。
より高い音の方が空気中を伝わりやすく、
別の音叉に影響を与えます。

電磁共鳴の原理

電磁共鳴の例として二つのコイルが共鳴している
状態を考えます。例えば近年ではワイヤレス給電
を考えたりしていますね。

具体的なモデルを考えていくと
電力供給側の装置にあるコイルが磁界を作り、
電力を受ける装置内のコイルが磁界を受け
電力を受ける装置内で電力を発生する仕組みです。

考えているモデルではエネルギー供給側の装置と
エネルギー受領側の装置は空間的に離れていて
電磁場を使って電力の情報が伝わります。
エーテル問題が論じられていたように
電磁場の伝搬には媒質は全く必要なく
真空中であっても電磁場は伝わっていきます。
電磁場の理論形成において何との対応があった
事実はとても有益だったと言えますね。

エンタングルメントの原理

エンタングルメントの例として二つの量子ビットQUBITを考えます。

何より明記したいポイント

エンタングルメント検出には統計情報が大事だという点です。
比較表の中では環境のセッティングと書きましたが
「幾つかの量子系が観測にかかる設定」
がエンタングルメントを作ります。

本稿での主題の一つは共鳴との比較ですが共鳴現象では
媒質が役割を果たすのに対してエンタングルメントでは
適切な環境であれば、観測が行われた時点で
遠隔地での情報が確定します。
量子テレポーテーションという言葉でも議論されています。

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nowkouji226@gmail.com

2023/07/10_初稿投稿
2023/07/28_改定投稿

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